コダクロームが生産中止、、、 [写真]
寂しいですね、、、
でも、時代の流れですね、、、
コダクロームって、確か、世界初のカラー写真だったと思います、、、
私は、PKRの発色が好きでした
赤が、綺麗なんです ビビッドな赤ではなく、渋めの赤、、、ワインレッドなんかが得意な発色のフィルムという印象のフィルムでした
エクタシリーズは、まだなんとか残るんですね、、、
外式リバーサルフィルムはこれでなくなるってことですね
リバーサルフィルムには二種類あります
外式
内式
内式とはエクタクローム、フジクローム等
E6処理されるフィルムです
フィルム内にカプラーという色素をもち、現像するにつれ、色がつきます
増感現像、減感現像が可能で、コマーシャルを始めとするあらゆるジャンルのプロカメラマンに愛用されてきました
近年の技術、開発は凄まじく、質感描写、色再現は忠実なものとなりました
外式とは、コダクロームのみ
コダック系のラボでしか現像できません
現像液に浸す事で色づけするフィルムです
カラーリバーサルの原始的な方法で、当初、この方法が主流でした
エクタクロームはE6現像が出来るまで、あらゆる面でコダクロームに劣っていました 近年(20年くらい?)になってようやくコダクロームに追いつき、追い越した経緯があります
私が使った事のあるPKR
確かに、最近のエクタクローム、E100だとか、EPP, EPRなんかより、粒状性は劣ります 独特の粒状性なんですが、物撮りなんかには向きません
どちらかというと、ハーフトーンの豊かさから、女性のポートレイトのような撮影が向いています
そして露出にとてもシビアです
コダックのフィルム全般にいえる事なんですが、適正の範囲がすごく狭いです
ただ、その適正を捉える事ができれば、ものすごく綺麗な写真が出来上がります
フジクロームの様に、光を読む経験を積まない人でもそれなりに見れる?ごまかせる?フィルムではありません
(逆に言えば、フジクロームは撮影をカバーしてくれる高性能なフィルムです)
光を読み、光をコントロールし、フィルムに記録する
それがプロカメラマンの仕事でした
写真技士の仕事でした
もちろん、今のデジカメの世界でも同じ事です
光を読まなければ、いい写真は撮れません
フォトショップだって、職人技ですからね
我々は銀塩写真の終焉を目の当たりにしています
機会があれば、孫に伝える意味で接してみてください
デジカメ主流の世の中ですから
寂しいけど厳しい世の流れですね・・・
いつもご訪問ありがとうございます☆
by やまがたん (2009-06-25 06:49)
やまがたんさん こんにちわ
確かに、、、
わたしも、デジカメオンリーになってますからね、、、
銀塩で出来た事は、デジタルで出来るようになりましたから、もう、銀塩の必要性って無いですよね
by hir (2009-06-25 17:58)
小西六がなくなったときもさびしかったけど
まさかコダクロームが生産中止とは・・・
最近のデジカメは感度いいし、ますます光に鈍感になってますね。
カシャンとシャッターを切るあの感触は銀塩ならではのもの。
1枚の写真を撮るという行為に真剣だったあのころに戻りたいです。
by montblanc (2009-06-25 19:50)
montblancさん こんばんわ
E6現像が、当時タダで出来ていたので、私にとってコダクローム(PKR)ってとてもスペシャルなフィルムでした
ここぞってとこで撮影していました
確かに、ワンカット、ワンカット大切にシャッター切ってましたね 普段使わない集中力を最大限にして!
その緊張感って気持ちいいですね
by hir (2009-06-25 21:08)
昔 チバクロームのダイレクトプリントみたことあります
ことばにはできない感動がありました~^^
ちなみに ヨーロッパではまだアナログが根強いみたいですよ^^
違っていたらごめんなさい:)
by moo (2009-06-25 21:50)
mooさん こんばんわ
ダイレクト、綺麗ですよね!
印刷原稿用に設計されたフィルムですから、色の豊富さはネガとは比べ物になりません
フロンティアの様なレーザープリンターも優秀ですが、比べてみると、職人が手焼きで焼いたダイレクトプリントにはかないません
海外はやはり、アナログありきですか、、、
レコードもまだ、発売されてるんですものね
画一的に物事を考えてしまう、和を重んじる民族性と、個人主義がきちんと確立されてる民族との文化レベルの差ですかね、、、
by hir (2009-06-25 22:10)